美里オーストリッチファームについて

Q.美里オーストリッチファームとは?

埼玉県美里町にあるダチョウ牧場

秩父連山を背景に、緑豊かな約一万坪の広大な敷地に美里オーストリッチファームがあります。ダチョウを飼育し、 飼料にこだわり、一羽一羽の育成状況に応じた自家配合飼料を給餌するだけでなく、地元農家からいただいてくる新鮮な野菜や「自家農場」で栽培したアルファルファなども与えています。美里オーストリッチファームでは、『お客様第一主義』をモットーに、これからも健康で安心安全なダチョウの飼育に努めています。

▼美里オーストリッチファームのダチョウ



Q.美里オーストリッチファームの誕生経緯

ダチョウに放置されていた敷地の草を食べてくれることを期待

美里オーストリッチファームを運営している林屋コンクリート工業株式会社は、コンクリート製品の設計・製造・販売を生業としています。元々、美里オーストリッチファームの敷地は工場を建てる計画でした。しかし、バブル崩壊で計画が頓挫。放置された敷地には草が生い茂る状態に。その草を刈るよう役場から要請を受け、従業員総出で年4回、草刈りをしていました。

とはいえ、ずっと社員総出の草刈りをし続けるのは生産性も悪いし悩みの種でした。そんな中で当時、狂牛病が流行っていたのですが、だちょうにスポットが当たったタイミングだったんです。新しさもあるし、狂牛病にもならない、革もいい、そしてなにより『草を食べてくれる』という特徴があることが決定打でしたね。「やってみよう!」と、20羽ぐらいを飼いはじめたことが、美里オーストリッチファーム誕生の経緯です。

ただ、後日談として、草を食べるといっても何でも食べるわけではないらしく、敷地内の草を食べることはありませんでした(苦笑)

▼美里オーストリッチファーム設立前の放置された草

 



Q.化粧品ブランドの誕生経緯

約10年ただ飼育しているだけだったが、ビジネスにチャレンジ

だちょうの飼育をはじめて約10年。実は何もビジネスをしてなく、ただ飼育をしているだけでした。もちろん飼育するのにもコストが発生していたため、さすがにこのままではまずいということで、ビジネスの検討を始めました。

だちょう肉の卸からスタートし、敷地の面積の問題もあり、他に可能性がないかと考えていた中で可能性を感じたことがだちょうの油を使った化粧品でした。

日本ではまだ普及していないのですが、ダチョウ油を使った化粧品について、世界的には人の肌への浸透性と保湿の点で注目されています。そして、古くは3,000年以前に遡り、世界三大美女に数えられるクレオパトラの美容法のひとつとされているんです。

開発に約1年半。そこから改良を重ねて、今に至ります。